セミナー
財務セミナー
財務内容から経営視点を磨く
決算書を経営に役立つ武器に変える
利益が出ていてもお金がない理由が理解できるようになります
対象者
決算書が苦手という方経営の意思決定になかなか決算書が活かせていない方
ポイント
決算書の仕組みを簡単に分かりやすく解説します決算書の数値を経営に活かす賢い分析を教えます
決算書は売上と利益ぐらいしかみない!は損してます。
皆さん、健康診断は受けていますよね!血圧、血糖値、肝機能・・・大丈夫ですか?私は大丈夫だったという方、なぜ大丈夫だと分かったのですか?
私はちょっと引っかかったという方、なぜ引っかかったと分かるのですか?
そうです、AとかBとかだったら大丈夫!Cはちょっと心配。DとかEだと、治療が必要ですよね。
なぜ、決算書が苦手なのか?
決算書は、会社の健康診断結果のようなものなのですが、AとかBとか書いてありません。そうなんです、健康診断結果なのに、数値しか書いてなくて、評価が書かれていないんです。
だから決算書が苦手なんです!
決算書を理解するには、簿記の知識が必要・・・簿記か・・・。
それでは、簿記の勉強をした人はみんな決算書が理解できるようになるのでしょうか?
簿記は決算書を作成するための手順であり手段です。
簿記を勉強しただけでは、決算書から必要な情報を読み取ることができるとは限りません。とは言え、決算書を作っている簿記のなりたちくらいは、知っておいた方が役に立ちます。
財産法と損益法
会社の損益を計算する基礎となる考え方が、この財産法と損益法という二つの考え方です。財産法は、期初の財産が期末にはどのようになったのか、増えたのか減ったのかを表す方法です。
一方、財産法だけでは、なぜ増えたのか、なぜ減ったのかが分かりません。
そこで、財産が増えた要素と財産が減った要素を把握して、その両方を比較することで、結果として増えたのか減ったのかを計算するのが、損益法です。
財産が増えたのか、減ったのかを把握し、さらにその原因もわかりました!
ところで、その財産は現状どのような状態で会社に存在しているの?
その財産は、どのように手にすることができたの?
その要求に答えるために二重記録で財産の状態を明らかにします。
10万円を現金で支払って、10万円の商品を仕入れました。1億円を借入して、1億円の事業用土地を購入しました。
これが二重記録です。
会社の財産を自力で増やすには、「利益」が必要だということが、分かりますよね!
そこで今度は、利益がどのように認識されるかと、お金の流れについて知っておきましょう。
損益計算書で認識される利益のしくみ
このくらいは分かってるよ!って怒られてしまいそうですね。
でもここからが問題です。
利益は出ているけど、資金繰りはいつも大変・・・
勘定あって銭たらず、という状況ですね。こうなってしまった原因が何かが分かっていれば、あらかじめ手をうつことができるかも知れません。
そんなヒントも決算書には隠れています。
資金繰りが悪くなる主な原因は3つ
この3つが主な原因ですが、固定費の増大や過大な設備投資が資金繰りを悪化させるのは当然のことです。問題は、「あれっ何でだろう?」「おっと忘れていた!」とかが重要です。
信用取引がもたらす資金不足
「あれっ何でだろう?」の代表がこの信用取引が引き起こす資金不足です。原理は簡単です、現金で仕入れて現金で売る分には資金不足など起こりませんが、現金で仕入れて掛けで売ったらどうなりますか?
これが会社であったら、売掛金と買掛金のバランスがどうなってるかで、資金繰りが大きく変わってきてしまうことになります。
これなら、資金不足は起こりません。
ところが・・・売上の入金が遅れたらどうなるでしょう。
このように、資金不足が起こってしまうことになります。
設備投資や退職金が与える影響
設備投資であれば、資金回収の予測が、退職金であれば、将来発生する退職金の予測がしっかりしていれば、資金不足を未然に防ぐことが可能になるかもしれません。
ここまでは、いますぐ見つけることができるヒントです。
セミナーでは、もう少し数字の分析やその活用方法について詳しくお話してまいります。ご自身の会社の決算書をお持ちになって、セミナーの場で電卓をはじくのも勉強になると思います。
日程 |
日時 | 場所 | 状況 |
▶︎セミナー一覧へ
2019/09/26 |
セミナーお申し込みフォーム